安全に走るために必要なバイクグローブの選び方
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バイクを運転するとき、手はアクセル・ブレーキ・クラッチを操作する、とても重要な部分です。手を守るバイクグローブは、基本的な安全装備のひとつです。ただ、グローブは種類が多く、「どれを選べばいいの?」と悩みやすい用品でもあります。
この記事では、素材・季節・機能・サイズ・規格の5つの視点で、バイクグローブの選び方を整理します。メーカー公式などで確認できた情報には、出典を付けています。
どうもパドシゾです。以前、二輪用品店で販売を担当し、PITの経験もあります。お急ぎの方は最後のまとめを見てください。それでは行ってみましょう。
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🧤 この記事で分かること
- 素材ごとの特徴と、季節に合わせた選び方
- プロテクター、ショートとロングなど、確認したい機能
- サイズの測り方と、試着で見るところ
- CE(EN 13594)など、規格の見方
- 手入れの考え方
素材と季節で選ぶ
バイクグローブには、主に革、合成皮革、メッシュ素材などが使われます。次の表は、一般的な傾向です。実際の性能は製品ごとに違うため、各メーカーの仕様で確認してください。
| 素材 | 一般的な傾向 |
|---|---|
| 革 | 摩耗に強く、風を通しにくい。通気性は低めで、夏は暑く感じることがある |
| メッシュ | 通気性がよく、夏に涼しい。一方で、風を通しやすく、摩耗への強さや保護の程度は製品によって差がある |
| 合成皮革など | 革に近い手触りで、通気性がよいものもある。製品ごとの違いが大きい |
メーカー公式の素材表記の例として、RSタイチの RST441 は、表地が牛革40%、やぎ革29%、ナイロン13%、合成皮革8%、炭素繊維4%、PVC4%、ネオプレン2%、裏地がポリエステル100%と記載されています。革だけでなく、複数の素材を組み合わせたグローブも多くあります。(出典:RSタイチ公式 RST441、確認日 2026-10-03)
季節の考え方
私は、3シーズン用と冬用の2種類があると使い分けやすいと考えています。夏用のグローブを寒い時期に使うと、手が冷えて操作しにくくなることがあります。反対に、冬用のグローブを夏に使うと、汗で操作に支障が出ることもあります。季節に合った装備を選びましょう。(私の考えです)
確認したい機能
- プロテクター:手の甲や指の関節(ナックル)、手のひら、手首を守る部品です。たとえば RST441 は、甲にカーボン素材のナックルプロテクター、手のひらと手首にカーボン素材とソフトクッション素材を採用していると公式に記載されています。
- 手首の固定:ストラップなどで、グローブが手首から抜けにくくなる作りがあります。
- スマートフォン対応:手袋をしたまま画面を操作できるタッチスクリーン対応のモデルがあります(RST441 は公式に対応と記載)。
- 防風・防水・保温:冬用や雨の日向けには、これらの機能が付いたグローブがあります。必要な機能は、季節や使い方で変わります。
プロテクターの有無は製品で違います。たとえば、デグナーの TG-51 は、公式でプロテクターなしの3シーズンレザーグローブとされています。(出典:デグナー公式 TG-51、確認日 2026-10-03)
ショートとロング
グローブには、袖口(カフ)が短いショートタイプと、手首を覆う袖口が長いロングタイプがあります。ショートは着脱しやすく、ロングは手首から袖口までを覆いやすいのが一般的な特徴です。ジャケットの袖との重なりも、選ぶときの目安になります。
購入前に見たい点(一般的な目安)
- 縫い目がしっかりしているか(手のひらや指の付け根など、力がかかる部分)
- プロテクターが、動かないように固定されているか
- 手のひらなど、摩耗しやすい部分が補強されているか
サイズの選び方
グローブのサイズは、手囲い(手のひら周りの長さ)と手長(手の長さ)を測って、メーカーのサイズ表と照らし合わせます。測り方はメーカーによって異なる場合があるため、各社のサイズ表の説明を確認してください。次は、RSタイチ公式のサイズ表の一部です。他社のグローブには、そのまま使えません。
| サイズ | 手囲い(cm) | 手長(cm) |
|---|---|---|
| S | 22.0 | 17.0 |
| M | 23.0 | 18.0 |
| L | 24.0 | 19.0 |
| XL | 25.0 | 20.0 |
| XXL | 26.0 | 21.0 |
3XL・4XL・ウィメンズサイズは、公式のサイズ表を確認してください。公式サイトにも「グローブによりフィッティングは異なります」「あくまで目安としてご利用ください」と注記があります。表のサイズに合っていても、店頭での試着で確認しましょう。(出典:RSタイチ公式 サイズ表、確認日 2026-10-03)
試着で見るところ
操作性を重視する場合は、中指と人差し指を動かしたときに、指先が突っ張る、指の股に引っかかる、という感覚がないかを確認します。そういうときは、グローブが小さい可能性があります。メーカーによって指の長さは違うので、お店で実際に着けて確認しましょう。
耐久性と手入れ
バイクの走行中は、グリップを握るために手に力が入ります。特に手のひらの部分は摩耗しやすいため、補強がしっかりしているものを選ぶと安心です。
革製のグローブは、手入れも大切です。デグナー公式は、革は天然素材のため乾燥が進むとひび割れや退色が生じるとして、定期的な手入れを勧めています。手入れの方法は、製品ごとのメーカーの案内に従ってください。
規格(CE・EN 13594)の見方
EN 13594:2015 は、欧州のバイク用グローブの規格です。試験機関 SATRA の説明では、この規格のグローブは、操作の器用さを不必要に損なわずに、外部の環境から保護することを目的としています。(出典:SATRA EN 13594:2015、確認日 2026-10-03)
| レベル | 内容(SATRA の説明) |
|---|---|
| レベル1 | 人間工学上の負担が少なく、保護を備えたグローブ。ナックルの衝撃保護は任意。袖口(カフ)は手首のラインから5mm以上 |
| レベル2 | レベル1より高い保護を備えたグローブ。ナックルの衝撃保護は必須。袖口(カフ)は手首のラインから50mm以上 |
日本のメーカーでも、コミネのように、モデルが EN 13594:2015 の CE 規格を取得していると公式に記載している製品があります(例:コミネ公式ショップ GK-228)。
注意したいのは、規格の表示があるか、あるならどのレベルかを、モデルごとに確認することです。表示の有無だけで「安全」とは言えません。規格を重視するなら、購入前に、メーカー公式の仕様や販売店で確認してください。
紹介するグローブ
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「向いている人」は、選ぶときの目安としての私の整理で、体験談ではありません。価格は公式の税込表示で、確認日時点のものです。
RSタイチ RST441 ラプター レザーグローブ
- 公式の税込価格は14,740円(確認日 2026-10-03)。サイズは M・L・XL・XXL、「通年販売モデル」と記載されています。
- プロテクター、スマートフォン対応など、機能が多いモデルです。
- 公式ページには、CE の表記は見当たりませんでした(2026-10-03時点)。規格の表示が必要な方は、購入前に確認してください。
- 向いている人:プロテクター付きで、スマートフォンも操作したい人
デグナー 3シーズンレザーグローブ
- デグナーの「3シーズン使えるレザーグローブ」は、複数の品番があります。たとえば TG-51 は、公式で牛革、プロテクターなし、外縫い仕立て、税込8,470円と記載されています(確認日 2026-10-03)。
- 向いている人:プロテクターのないシンプルな革グローブを探している人
FIVE(ファイブ)のグローブ
私の使い分け
ちなみに私は動かしやすさを重視しているので夏はファイブのグローブ。冬はエルフのグローブをしています。電熱グローブは持ってないですが欲しいです(笑)
よくある質問
Q. サイズが合っているか分かりません。
A. 手囲いと手長を測って、メーカーのサイズ表で目安を出し、店頭で着けて確認するのがおすすめです。サイズ表はあくまで目安で、グローブによってフィッティングは異なります。
Q. CE の表示があれば安心ですか?
A. 規格の表示の有無と、そのレベル(1か2か)を確認してください。表示だけで「安全」とは言えません。
Q. 革のグローブの手入れは?
A. 革は天然素材で、乾燥が進むとひび割れや退色が生じます。メーカーは定期的な手入れを勧めています。製品ごとの手入れ方法は、メーカーの案内に従ってください。
まとめ
- 素材と季節:革は摩耗に強く、メッシュは涼しいのが一般的な傾向。製品の仕様で確認
- 機能:プロテクター、手首の固定、スマートフォン対応、ショートかロングか
- サイズ:手囲いと手長を測り、サイズ表と店頭の試着で確認(目安)
- 規格:EN 13594 は、表示の有無とレベルをモデルごとに確認
- 手入れ:革は定期的な手入れを
グローブを選ぶときは、サイズ、素材、耐久性、季節、機能、デザインなど、いくつものポイントがあります。ここで紹介した選び方の目安を、参考にしてください。
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出典(確認日 2026-10-03):RSタイチ公式 サイズ表 / RSタイチ公式 RST441 / デグナー公式 TG-51 / SATRA EN 13594:2015 / コミネ公式ショップ GK-228
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