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ブレーキパッドの交換時期は?摩耗チェックのポイントについて

ブレーキパッドの交換時期は?摩耗チェックのポイント

ブレーキパッドはバイクの安全走行において非常に重要なパーツのひとつです。 摩耗が進むと制動力が低下し、事故のリスクが高まるため、適切な交換タイミングを知っておくことが不可欠です。前回のブレーキパッドについて過去記事の「ブレーキディスクの摩耗って確認してますか?段差が多いとブレーキが効かないかも!」もご覧いただけると幸いです。

どうもパドシゾです。バイクが好きで作業もいろいろしているので参考になることを書ければ幸いです。また私の知らないこと、初めて知ったことを共有できればと思っています、よろしくお願いします。お急ぎの方は最後のまとめを見ていただければと思っています。それでは行ってみましょう。

目次

  1. ブレーキパッドの基本構造
  2. 交換時期の目安
  3. 摩耗チェックのポイント
  4. 交換作業の手順と注意点
  5. 【まとめ】

1. ブレーキパッドの基本構造

ブレーキパッドはディスクブレーキを採用したバイクに使用される摩擦材であり、ブレーキキャリパーによってディスクローターと圧着されることで制動力を発揮します。 主な構造は以下の通りです。

  • パッド本体(摩擦部分):摩擦によって減速する部分。
  • バックプレート:キャリパーに固定される部分。
  • ウェアインジケーター:摩耗限界を知らせるマークや溝があるモデルも。

2. 交換時期の目安

ブレーキパッドは使用環境や走行スタイルによって摩耗速度が変わりますが、一般的な交換目安は以下の通りです。

  • 走行距離が約5,000〜10,000km(使用頻度により変動)
  • 摩擦材の厚みが2mm以下(新品時は約7〜8mm)
  • ブレーキング時に異音(キーキー音)が発生する
  • 制動力の低下を感じる←この時はすぐにバイク屋さんへ!!

定期的にチェックし、交換の必要がある場合は早めに対応しましょう!

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3. 摩耗チェックのポイント

摩耗のチェック方法として、以下のポイントを確認しましょう。

  • 目視チェック:キャリパーの隙間からブレーキパッドの厚みを確認。必ずパッド部分が出ていることを見る
  • インジケーターの有無:溝がなくなっている場合は交換サイン。インジケーターがない製品もあります。
  • 制動時のフィーリング:ブレーキ時の違和感や効きの悪化。←この時はすぐにバイク屋さんに相談
  • 異音の発生:金属音が鳴る場合は完全摩耗の可能性が高い。

4. 交換作業の手順と注意点

ブレーキパッド交換の際には、以下の手順を守ることが重要です。

交換手順

  1. バイクを安定させ、適切な工具を準備する
  2. キャリパーを外し、古いブレーキパッドを取り外す
  3. ピストンの汚れを清掃し、新品パッドを装着する
  4. キャリパーを元に戻し、ブレーキを数回作動させて慣らす

注意点

  • ピストンの汚れ除去:錆びや汚れがある場合は清掃を行う。
  • パッドグリスの適用:異音防止のため接点する箇所に少量塗布。
  • 慣らし走行の実施:交換後は軽くブレーキングを繰り返し、フィットさせる。
  • フルード内の空気除去:空気が入るとブレーキが利かなくなる。

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【まとめ】

ブレーキパッドの適切な交換タイミングを知る

  • ブレーキパッドの摩耗は走行距離・厚み・異音で判断できる。
  • 目視チェックとフィーリングの変化を定期的に確認し、適切な交換を実施する。
  • 交換作業は基本手順を守り、安全性を確保しながら行うことが重要。

ブレーキパッドは、安全なライディングのために欠かせないパーツのひとつです。 交換タイミングを見極め、異変を感じたら早めに対処することで、不意の制動力低下を防ぎ、快適なツーリングを楽しめます。メンテナンスを怠らず、バイクの性能を最大限に引き出していきましょう!



ここまで見ていただきありがとうございます。今後もお役に立てることを書いていきますのでよろしくお願いいたします。また質問等があればX(Twitter)のコメントでも教えてください。DMも解放しているので気が向いたらでいいので見てください。それではまたお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。